
現在都内のメーカーで営業職をしています。これまで転職の経験はないのですが、成長できる環境を求めてIT業界などの異業種にチャレンジしてみたいのですが、異業種への転職を行う際に抑えておくべきポイントなどありますか?
今回はこんな疑問にお答えします。
✔︎本記事の内容
・異業種への転職で得られるもの
・異業種への転職をする際に抑えておきたいポイント
✔︎記事の信頼性
リックとチャーリー
この記事を書いている僕たちは、元リクルートの社員です。営業や企画として何百社もの採用に携わった経験があり、よりリアルな情報をお伝えできます。
今回は、異業種への転職について解説していきます。
僕たちも異業種の転職を経験しており、多くの学びがあった一方で”業種が変わるだけで、考え方まで変わるんだ”と慣れるまで非常に苦労をした経験があります。
そこで、現在異業種への転職を迷っているあなたに同じ思いをして欲しく無いので、今回の記事を作成させていただきました。
お時間がない方のために先にポイントをまとめています。
✔︎今回のポイントまとめ
◆業界を変えると新しい発見が多くある
◆今の業界で活躍している人は異業種への転職をオススメしない
◆ビジネスモデルを理解した転職で活躍可能性を高める
上記の詳細に関して、本記事で詳しくご紹介していきますね!
是非、最後までご覧ください!

という事で、前置きはこの辺にして早速ご紹介していきます。
目次
異業種への転職で得られるもの
まずは今回のブロックでお伝えしたいことをまとめてご紹介します。
✔︎異業種への転職で得られるもの
◆新しい発見や考え方を学ぶ事ができる
◆待遇面の改善
◆自分の経験の希少価値が上がる
具体的な理由などについてこれから解説していきます!
業界を跨ぐ事で、新しい発見が生まれやすい
各業界それぞれのビジネスモデルに沿った商習慣があり、その環境で長く仕事をしていると”疑問”を持つ事がなくなってしまいます。
逆に、異業種へ転職した際にはこれまでの業界との違いなどから違和感の連続だと思います。
この違いを経験と捉え楽しみながら働ける人は異業種への転職をオススメします。違った視点での考え方や、ビジネスモデルを学ぶ事で自身の考え方も明確になってきますし、あなたにとっての当たり前がその会社では非常に革新的なことになるかもしれません。
一方で、前の業界のやり方に拘ってしまい転職先で活躍ができない方も多くいるので、こだわるポイントを間違えないように常に柔軟な思考で仕事を進めていく事が重要です。
年収は業界の影響を受けやすい
転職本でベストセラーとなっている著:北野さんの「転職の思考法」にもありましたが、業界ごとの待遇面の差はリカバリーが効かないほど大きなものになります。
「やりたい事ができるなら、待遇面が悪くても我慢できる」
「そもそもそんなにお金に興味がない」
こんな方も多いと思いますが、年齢を重ねるにつれて、年収などの待遇差は顕著になり必要になるお金も増えてきます。
40代から異業種への転職は非常に厳しくなるので、40歳以降今の業界で働くとどういう未来になるのか?を想像してみて、納得できないようでしたら一度異業種への転職にチャレンジしてみることをオススメします。
異業種への転職は今活躍している人にはオススメしない
一方で、異業種への転職をオススメしない人がいます。それは今の業種(会社)で評価されて活躍している人です。
✔︎イマ、活躍している人が異業種への転職をオススメしない理由
◆これまでのやり方に拘ってしまい、学びの機会を生かせない
◆業界が変わると評価ポイントが変わるため、活躍できないリスクがある
◆転職先でうまくいかなかった場合の後悔が大きい
こんな感じですね。
基本、隣の芝生は青く見えます。しかし自分がいる芝生の方がもっと青い可能性だってあるです。活躍しているあなたであれば同業他社への転職もうまくいくはずなので、是非一度冷静に考えてみてください。
異業種への転職をする際に抑えておきたいポイント
ここからは、
異業種への転職の際に抑えておくべきポイントについて解説していきます。
重要なのは以下の点です。
・業界をビジネスモデルで捉える
・職種のヒエラルキーを理解する
・業界の成長性を考える
こんな感じですね。
これから、その理由や背景を解説していきますね。
ビジネスモデルの違いを理解して自分の活躍可能性を考える
少し難易度が高いですが、ビジネスモデルをきちんと理解した上で転職を検討しましょう。ビジネスモデル次第であなたの活躍ができる可能性は大きく変わってしまうからです。
例えば、現在不動産業界で営業をしているとします。
不動産の業界のビジネスモデルは
土地や物件の仕入れ➡︎マンションの建設やリフォームの実施➡︎販売➡︎入居後の管理
ざっくりこんな感じです。
このモデルで特に重要になるのは販売の部分です。
つまり、営業が最も評価されやすい仕組みになっています。
一方で自動車メーカーなどの場合、
新車の企画➡︎商品開発➡︎販売➡︎部品調達➡︎製造➡︎アフターメンテナンス
といったビジネスモデルです。
自動車業界の場合、重要になるのは製造の部分です。つまり、製造現場のスタッフが評価されやすい傾向にあります。
デザインやブランドなどで差別化のポイントが不動産業界よりも多いため、製造コストに注力されるケースが多い為です。
なので、営業がそこまで評価されなかったりしますし、営業に求められるスキルも売る力よりも調整力だったりします。(販売代理店は別です)
ビジネスモデルを理解した上でどこが最も評価されるポイントなのか?それを理解した上で転職する事で”こんなはずでは・・”となるリスクを減らす事ができます。
チャレンジする業界は今後も成長する分野を選ぶ
先ほど、少し触れましたが業界が待遇面に与える影響は大きいです。加えてここでは成長性を重視することをオススメします。イマ大きい業界よりも、今後大きくなる業界ですね。
今後、業界が成長していくという事は、多くの企業が参入したくさんのポディション が生まれることになります。つまり、それだけあなたの経験を欲しがる会社が増えるということです。
✔︎成長業界を見つける方法
◆複数のベンチャー企業が生まれている
◆大多数の人が、なんとなくしか理解できてない
◆圧倒的な大手企業がまだ無い
こんな感じですね。
例えば、フィットネス業界とかは今非常に成長しています。ジムの運営やウェラブル製品など多くの企業が参入していますし、まだ圧倒的な大企業も無いのでこれからも成長していく産業だと思っています。
実は、先ほどご紹介した「転職の思考法」でこの考え方も詳しく書かれているので是非、一度読んでみることをオススメします。
まとめ:多くの学びがある異業種への転職は今苦しんでいる人にはオススメできる
最後に大事な所だけをまとめています
✔︎業界を変えると新しい発見が多くある
✔︎今の業界で活躍している人は異業種への転職をオススメしない
✔︎ビジネスモデルを理解した転職で活躍可能性を高める
こんな感じでしょうか。
40代になってくると相当な経験が無いと異業種への転職が難しくなります。是非若手のうちに学んで積極的にチャレンジしていきましょう!
今回は以上です。最後までありがとうございました。