
初めての転職を考えているんですが、就活サイトと比べて転職サイトってなんでこんなに沢山あるんですか?サイトに登録するだけで疲れそうなんで、1つだけ登録しようと思ってます。オススメってありますか?
今回はこんなお悩みを解消します。
✔︎本記事の内容
・転職サイトが沢山ある理由
・1つだけ転職サイトを登録するなら「総合サイト」一択
・初めてのサイト登録をスムーズに進めるポイント
✔︎本記事の信憑性
このブログ最近までリクルートの社員だった2人で運営しています。
転職サイトの担当もしていたので、よりリアルな情報をお伝えする事ができます。
今回は、初めて転職活動を始めるという方が転職サイトを一つだけ登録するなら?というテーマでお話していきます。
結論、リクナビネクストやマイナビ転職・エン転職といった「総合求人サイト」に登録することから始めましょう。
本記事のポイントは以下です。
・転職サイトは大きく3分類にできる
・初めてのなら総合サイトから登録をするべき
・総合サイトを使っていて不便があればその他を検討しよう
・登録の時に全部の項目を入力する必要はない
数分で終わるので、転職サイトを登録する前にぜひ読んでみてください。その後の効率が間違いなく上がります!
それでは前置きはこの辺にしてスタートしていきましょう。
私たちも初めての転職の際には、沢山ある転職サイトに混乱してしまい、適当にサイトを登録して転職活動をしていました。2回目の得は数段楽をして転職活動をしてますので、僕らの経験も交えてお話していきます!

目次
転職サイトが沢山ある理由

結論、新卒よりも中途の方が利用者が多く、市場が大きいので多くの企業が参入しサイトがを運営しているからです。
そのため中途市場は複雑ではありますが、転職サイトの方が細かいニーズにも対応できる様、転職サイトが展開されており、それぞれ特徴があります。
こちら正式に呼び方は決まっていないのですが、リクルートでは三つに分類分けして考えていました。それぞれ説明しています。
イメージが沸きやすい様にショッピングに例えると、、、といった形でタイトルに入れてます!

総合求人サイト「例えると、何でも揃っている百貨店」
下記のようなサイトを指します。
■リクナビNEXT
■マイナビ転職
■エン転職
年代や職種などがバラバラな人がみても、求人を探す事ができるのが特徴です。
ただ士業の方など、対象者が限定的で明確なお仕事は情報が少ないので注意が必要です。
特化型求人サイト「例えると、特定の領域に特化した専門店」
下記のようなサイトを指します。
Re就活(20代専門の転職サイト)
とらばーゆ(女性専門の転職サイト)
マイナビ看護師(看護師の転職サイト)
特定の領域に絞って構成されており、総合サイトにはない検索条件で検索できたり、対象の人が気になる詳細情報が記載されているのが特徴です。
ただ「特化サイト=一番求人が多いサイト」となるわけではないので、多くの求人を比較したい人は注意してください。
集約求人サイト「例えると、楽天などの巨大ECサイト」
下記のようなサイトを指します。
■Indeed
■求人ボックス
色んな転職サイトの求人が掲載されており、情報量が多いのが特徴です。
※一部集約サイトのみに掲載されている求人もあります。
ただ、掲載先の転職サイトが異なっているケースが多いので、ぞれぞれの転職サイトで会員登録が必要になるので注意が必要です。
1つだけ転職サイトを登録するなら総合サイト
3分類それぞれ魅力はあるのですが、
最初に1つだけ登録するなら総合サイトを利用しましょう。
理由は以下の通りです。
・企業もまずは総合サイトに求人を出すケースが多い
・網羅的に必要な情報が記載されている
・アプリなど操作性も良いケースが多い
こんな感じでしょうか。
この章では総合サイトの紹介と、どんなタイミングで特化サイトや検索サイトを利用するべきかを説明してきます。
総合求人サイト「リクナビNEXT」について
こちらは私たちが実際に担当していたサイトです。内情を踏まえてリアルを書きました。
ポイントは以下の通りです
・毎週1,000件以上の新着求人がUPされており、情報が豊富
・操作性の改善を行っており、必要な機能は全て揃っている
・アプリが使いやすい
元祖転職サイトなので、サイトの信頼性は非常に高く必要な機能は全部揃っているので安心して利用してください。
また求人を出す際には企業から掲載費用を頂くのですが、その費用が業界内でも高い方なので真剣に採用をしたい企業しか載っていません。
特化サイトや集約サイトを使うべきタイミング
特にこの不満が出てきたときには、利用を検討してください。
・受けたい職種の求人がない
・求人の中で知りたい情報が載っていないとき
・探したい求人条件で検索ができず操作しにくい
例えばとらばーゆでは、
女性が知りたいであろうポイントに絞って求人を作成しているので、産休・育休制度についての詳しく記載しているケースがあります。
この様に、業界や分野を絞っている特化サイトの方がこの様なニッチな情報を細かく記載しているケースは多いです。
初めてのサイト登録をスムーズに進めるポイント
最後にサイト登録をスムーズに進めるポイントを紹介していきます。
✔︎サイト登録をスムーズに進めるポイント
・志望動機や自己PRは飛ばす
・希望〇〇といった部分は飛ばす
・職務経歴は箇条書きでOK
こちら一つずつ解説してきます。
志望動機や自己PRは飛ばす
転職サイトでは多くの企業に手軽に応募できるのが魅力です。
しかしこの項目は企業に合わせて編集が必要です。
編集を怠り、応募した企業の求める条件からズレた志望動機や自己PRが入っていた方が逆にマイナス評価になります。
初期登録の段階では、空欄にしておいても問題ないです。
実際、WEBエントリーの段階では職務経歴で書類の判断を実施すると事が多いです。
どうしてもいきたい企業が見つかった場合に、後から編集して記入する事をオススメします。
希望〇〇といった部分は飛ばす
希望年収や希望職種といった情報は、書類選考の上で加点になる要素ではありません。
むしろ「希望年収が高いな。」といった理由で落とされるケースもみてきました。
スカウトメールの精度が上がるなどのメリットはありますが、頑張って入力してもメリットが薄いので空欄でOKです。
職務経歴は箇条書きでOK
職務経歴は最も重要な項目です。ここは最も時間をかけて記載するべきポイントです。
以下のポイントを含めて記載していきましょう。
・誰に対して仕事をしていたか?
・仕事内容を時系列でまとめる
・分母を意識して数字をできるだけいれる
こちらを意識してまず書いてみましょう。
大事なポイントは、数秒であなたの職務内容が担当者に伝わる様に構成する事です。
人気企業であれば、多くの応募者の対応を行っているので読みやすい文章は必須です。ぜひ箇条書きでまとめる様にしましょう。
しかし「初めての転職活動=職務経歴書を書くのが初めて」のはずです。一番早く良い職務経歴書は内容を添削してもらう事です。
転職エージェントを利用すると、職務経歴書の内容を添削してもらう事ができます。
10社以上応募しているのに1社も書類通過しない場合などは一度みてもらう事をオススメします。
まとめ:転職サイトはまずは総合サイトから利用しよう
最後に大事な所だけをまとめます。
・転職市場は就活市場よりも参入している会社が多くサービスが豊富
・総合サイト、特化サイト、検索サイトの3種類がある
・1つだけ登録するなら総合サイト
・登録の時には最低限の情報だけでOK
・職務経歴はしっかりと作り込む
・書類落ちが続くならエージェントを活用しよう
こんな感じでしょうか。
僕たちも転職を経験しているから判るのですが、最初はわけも分からず始めてました。
まずはゆっくり進めていきましょう。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。