
今回はこんな疑問にお答えします。
✔︎本記事の内容
・退職交渉の流れ
・退職交渉で引き止められたり難航した場合の進め方
✔︎本記事の信頼性
リックとチャーリー
この記事を書いている僕たちは実際にリクルートの社員として働いていた経験があり、
何百社もの人事と採用に関してやりとりをした経験があり、よりリアルな情報をお伝えできます。
今回は「退職交渉」をテーマにお話ししていきます。
職場での関係性にもよりますが、上司に「会社をやめます」って言うのって結構気を遣いますし、中々しんどいですよね。
私たちも経験がありますが、別に職場の人や上司が嫌いになったわけでもなかったので特に言い出しにくかったのが思い出されます。(結果的には受け入れてくれました!)
そこで今回は、転職先が決まって退職交渉するときにどんな流れやタイミングで切り出せばいいのか・引き止められたりした時の対処法などについて紹介します。
本記事では、私たちがリクルート時代の経験や自分たちの転職活動の経験から作成しています。
という事で、前置きはこの辺にして早速ご紹介していきます!
目次
退職交渉の流れ(切り出し方・タイミングなど)
早速、退職交渉の一般的な流れについて細かく解説していきましょう。
退職交渉のタイミングは?
一般的に、退職したい日付の1ヶ月〜2ヶ月前までに、退職したい旨を上長に伝えましょう。
法律上、「14日前」までと定められているのですが、仕事の引き継ぎや挨拶、有休消化などすることも多いので少なくとも1ヶ月前には伝えることがおすすめです。
退職交渉の切り出し方は?
退職の意思を最初に伝えるのは人事ではありません。「直属の上司」になるので覚えておきましょう(マネージャー・課長・部長クラス)
まずスケジューラ等で事前に上司の予定を確認します。
そして1対1で話ができる場所(コロナのご時世ではオンラインでも構いません)を設定しましょう。
具体的な言い方としては「お忙しいところすみません、少しお話があるのですが、○時から30分ほどお時間を頂けないでしょうか?」という言い方がおすすめです。
「相談」ではなく「話がある」とのスタンスを崩さず、固い退職の意思をしっかりと伝えることがポイントです。
退職交渉で引き止められたり難航した時の進め方
ここからは退職意思は伝えたものの、上長から強い引き止めにあった場合どうすればいいのか解説していきます。
退職交渉で引き止められたら?
退職交渉ってすんなり行かないことの方が多いです。
上長からしても業務に慣れた人材がいなくなるのは痛手ですし、会社によっては部下が辞めてしまうことによって自分の評価が悪くなってしまう可能性もあるからです。
言葉を選ばずに言うと完全に向こう都合のことが圧倒的に多いので、例えば「後任が見つかるまではいてほしい」と言われても、強い意思を持って断りましょう。
ただ大人ですし、社内に最大限迷惑のかからないように退職しなくてはなりませんよね。具体的にやることは「しっかりとした引き継ぎ」です。
退職交渉前に、具体的な引き継ぎの内容やスケジュールを準備し、実際にその通りに引き継ぎを実施することで上長にも誠意が伝わり認めてくれるでしょう。
自分が納得できれば「残る」選択肢もアリ
ここまで強い意思を持って退職交渉をすることが重要と言ってきましたが、引き止められた際の条件や内容に自分が納得できるのであれば今の会社に「残る」選択肢も全然アリです。
例えば転職しようと思った理由が「給料」だった場合、「もっと給料を上げるから残って」と言われるかもしれません。それが現実味のある内容で自分が納得できるのであれば残っていもいいでしょう。
また職種を変えたいことが転職理由の人に「部署異動」を条件に残ってくれと言ってくるかもしれません。それも具体的な異動スケジュールと人事に裏どりをした上で自分が納得できるなら今の会社に残ってもいいと思います。
ただ、現在だけではなく今の会社に残り続けることによる自分の将来やキャリアもイメージしながら判断するようにしましょう。
転職エージェントは退職交渉のノウハウもアドバイスしてくれる!
大体の人が転職する際に転職エージェントを使用すると思いますが、実は退職交渉のアドバイスやノウハウもかなりあるんです。
困った時は自分が使っている転職エージェントのキャリアアドバイザーに相談してみましょう!
以下の記事で私たちがリクルート時代に転職者から聞いた内容と、自分たちが転職した経験から使ってよかったエージェントをご紹介していますのでよかったらご覧ください。
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まとめ:退職交渉は固い意思を持ってしよう!ただし、失礼のないように
最後に大事な所だけをまとめました。
・退職交渉は強い意思を持ってしよう!
・具体的な引き継ぎのプランを持って誠意を見せよう!
・退職交渉はのタイミングは1ヶ月前〜2ヶ月前!
・自分が納得できるなら残る選択肢もアリ!
こんな感じでしょうか。
退職交渉も意外と体力を使います。人によっては面接よりも疲れる・・なんて方もいらっしゃるかもしれないですが、自分の人生は自分のものです。
お世話になったことと、自分の未来は別にして考えましょう。
今回は以上です。最後までありがとうございました。