
今回はこんな疑問にお答えします。
✔︎本記事の内容
・転職で年収が下がる時に後悔しないのは、「生活水準」が下がらない範囲のダウン
・転職で年収が下がっても、やりたい事を優先する事で「生涯年収」は上げれる
✔︎記事の信頼性
リックとチャーリー
この記事を書いている僕たちは、元リクルートの社員です。営業や企画として何百社もの採用に携わった経験があり、よりリアルな情報をお伝えできます。
今回は年収ダウンでの転職についてお話していきます。
この記事を読んでいただくと、”年収ダウンしてでもやりたい事をやるべきか?”と迷った時の思考法年収ダウンの最低限度を理解する事ができるので、転職で後悔してしまうリスクを大幅に低減する事が可能です。
リクルートで多くの採用現場をみてきた僕らだからこそ、お伝えできる”現場のリアル”を正直にお伝えしていきます。また難しい専門用語は一切使っていませんのでご安心ください!
という事で、前置きはこの辺にして早速ご紹介していきます。
目次
転職で年収が下がる時に後悔しないのは、「生活水準」が下がらない範囲のダウン
結論、あなたの生活水準に影響が出るほどの年収ダウンは後悔を招くリスクが非常に高いです。
まずは、なんで人は後悔をしてしまうのか?そのメカニズムから説明していきたいと思います。
後悔は”現状に不満”を感じた時に起きる
後悔は、現状に不満足した時に、”あの時に〇〇を選んでおけば・・”といった原因を探る時に起きる感情です。
つまり、幸せを感じる事ができていない時に”後悔”という感情は起きやすいんです。
転職が原因で”私生活への不満”を抱くと「転職の後悔」に繋がる

今までは毎日外食できていたのに、自炊しないとやっていけない

こんな状況ですね。
人は何かを失ったり、できなくなる方が大きなストレスを抱えますので、こんな状況だと不満を抱く可能性は非常に高まります。
一方で、

この様な状況であれば、特に普段の生活で不満が溜まることはありません。
まずは、ご自身の支出をしっかりと把握してその金額は最低限保証されている転職先を選ぶ事をオススメします。
今の会社の給与と支出が一緒で貯金がない人は”3ヶ月擬似体験”がオススメ
しかし、実際は収入=支出となっている人がほとんどです。
特に20代の貯蓄0円の割合は約6割にものぼると言われています。
「年収下がったら、それに見合った生活すれば問題ないでしょ!」と転職の時は楽観的になる人が多いですが、実際これまで出来ていた事ができなくなるストレスは半端じゃないです。
なので、オススメは転職先の給与を想定してその範囲内での生活を退職する前に経験してみる事です。
1ヶ月くらいなら我慢でなんとかなっちゃいますので、最低でも3ヶ月はやってみましょう。その中で「なんとかなりそうだな。」と感じる事ができれば、年収ダウンでの転職で後悔するリスクを大幅に低減する事ができるはずです。
転職で年収が下がっても、やりたい事を優先する事で最速で「生涯年収」は上げれる
先ほどの章では、後悔しにくい年収ダウンでの転職ラインを説明していきました。
この章では、やりたい事を優先した転職にはどんなメリットがあるのか?についてご説明していきます。
結論、やりたい事をできている状態が最も"成長"できるので、努力を継続できれば最終的な「生涯年収」はUPできます。
その理由を、これから解説します。
今の転職市場で求められいる人物は”特殊能力”を持っているか
現在の転職市場では”他の人ができない事ができる特殊能力”が求められています。
理由は以下の通りです。
・テクノロジーやAIの発達で単純作業はなくなりつつある
・コロナの影響で不況になり、売り上げが下がって人員が余っている
だれでも出来る様な簡単な仕事は既にやってくれる人や技術があるんですよね!
つまり、何か一つでも他の人やAIなどのテクノロジーではできない事ができないと転職市場では求められないのです。
特殊能力を身に付けるためには誰よりも努力が必要
漫画やアニメの世界だと生まれ持った時点で持っていたり、何か実を食べることで特殊能力を身に付ける事ができますが現実だと”努力”の一択です。
いわゆる”プロ”と呼ばれる様な人材になる為には約1万時間を費やす必要があります。
しかし、今の日本で仕事でプロになるのは非常に難しいです。
・選ばなければ仕事はあり、普通に生活は可能
・YouTubeなどの娯楽も多い
・大手に入社できれば、なんとなくこなしていても給与はもらえる
こんな環境では、誰でもがんばれないのです。でも、周りの人がやらないからこそ、”努力”の価値は非常に高いです。
やりたい事をやれている人が、最も"努力"して「成長」できる
でも、やりたい事なら努力できますよね!?ここにコミットする事ができる環境なのであれば、年収ダウンでも転職の価値は充分にあります。
しかし途中で諦めて”努力”を辞めてしまった場合、ただ年収だけが下がってしまう形になるので大きな後悔を産む可能性があります。
1万時間は約3年なので、「3年間は今のやりたい事を続ける覚悟があるのか!?」転職を決める前に必ず自分に問うことをオススメします。
転職で年収が下がっても成長し続けていれば、「生涯年収」は上げれる
やりたい事を見つけて他の人よりも3年以上努力を続け、成長をした際にはあなたの経験を買ってくれる方は必ずいます。
そしてよりいい条件で働ける場所を見つけ転職をしていく事で「生涯年収」を上げることは可能です。
ただし、年収という観点でみる場合にはやりたい事が「今後伸びる可能性がある業界なのか?」は注意してみる必要があります。
✔︎今後も伸びが期待できる業界
・IT業界
・医療業界
✔︎今後は縮小する可能性がある業界
・印刷業界
・旅行業界
・飲食業界
この業界選びを誤ってしまうと、企業の業績が伸びないのでせっかく身につけた経験やスキルに対して支払われる給与が伸び悩んでしまいます。
もしもやりたい仕事がどの業界でもできる仕事なら、できる限り伸びが期待できる業界を選ぶことをオススメします!
まとめ:「ポテンシャル求人」狙い撃ちで営業以外で転職は可能!
最後に大事な所だけをまとめています
・転職で年収が下がる時には”生活水準”が変わらない範囲
・やりたいことを継続して努力すれば「市場価値の高い人材になれる」
・市場価値が高い人材になれば”生涯年収”は上げられる
・選ぶ業界か注意が必要
こんな感じでしょうか。
ぶっちゃけ、今の年収にすがり続けるよりも新しい仕事にチャレンジして”市場価値”を追い求めるのが今の時代のキャリア戦略だと私は考えています。
コロナ影響で不安も多いと思いますが、勇気を持って行動してみましょう!まずは人材エージェントに相談してみてはいかがですか?
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今回は以上です。最後までありがとうございました。