
今回はこんな疑問にお答えします。
✔︎本記事の内容
・営業数字のプレッシャーは、「承認欲求」を抑えれば減る
・営業職から違う仕事に転職する際には、「逆算」で準備する
・事務職以外のオススメな責任の少ない仕事【会社選びも重要】
✔︎本記事の信頼性
リックとチャーリー
この記事を書いている僕たちは実際にリクルートの社員として働いていた経験があり、
何百社もの人事と採用に関してやりとりをした経験があり、よりリアルな情報をお伝えできます。
今回は営業から違う仕事に転職したい方に向けてお話していきます。
営業の方は売り上げ目標などの具体的な指標で判断される為、プレッシャーを感じやすく、別の職種へ転職を志望される方は多いです。
しかし、営業から別の仕事に変えただけではプレッシャーから逃げられない可能性があります。
なので今回は、なぜプレッシャーを感じて仕事をしてしまっているのか?といったメカニズムから説明をして、最後に具体的な選び方をお伝えしていきます。
本記事では、私たちがリクルートで得た経験から実際に転職ができた方の傾向を基に作成しています。
具体的なお仕事の紹介までしているので最後までご覧頂けると、必ず役立つ情報となっています。
という事で、前置きはこの辺にして早速ご紹介していきます。
目次
営業数字のプレッシャーは、「承認欲求」を抑えれば減る
まずは、なぜ責任を感じながら仕事をしてしまっているのか?そのメカニズムについて内的要因と外的要因に分けて解説していきます。
最初は内的要因から説明していきます。
数字をプレッシャーに感じる原因は「承認欲求」
結論、期待に応えたいとする「承認欲求」から必要以上にプレッシャーを感じてしまっている可能性があります。
承認欲求=「嫌われたくない」「出来ると思われたい」といった感情です。
例えば、こんな人に多いです。
✔︎プレッシャーを感じやすい人の特徴
・誰かから仕事を頼まれたら断れない
・社内外で怒られないようにいつも気を遣ってる
・褒めて欲しいから頑張る
こんな感じでしょうか。
営業の仕事は断られるケースの方が多くなってしまう為、承認欲求が満たされず、プレッシャーとして感じてしまう事が増えてしまうのです。
しかし、実際は断られても、あなたが否定されているわけではないのです。
お客さんから断られる=あなたが悪いわけではない理由
営業をしていると「結構です!」なんて強めに断られるようなケースがあると思います。
「また怒られた。。」なんて落ち込んだりすると思いますが、断られているのはあなたではなく、会社や会社の商品が原因の可能性も十分あります。
営業は会社組織の一つの役割で、売れないのはあなただけのせいではありません。
また極論ですが、別に数字を達成しなくてもあなたの給与はそんなに変わらないはずです。
「承認欲求」を抑え、割り切って考えるだけでもだいぶ楽になれるはずです。
営業という仕事では無く、環境が悪い可能性もある
ここからは外的要因について説明していきます。
プレッシャーを感じている方の中には上司から「給与もらってんだから、この目標は責任だろ!売ってこい!」
なんて煽られたりもあると思います。
この場合、営業という仕事が原因ではなく、この上司が原因です。
良い上司に当たるだけでも、充分改善出来るのでこの外的要因が主要因の場合は営業でも転職も視野に入れる事をオススメします。
少し脱線してしまいますが、私たちが営業をしていたと時に上司からこんな事を言われました。
営業の仕事は売る事ではなく、お客様の課題を正しく捉えて、その課題を解決するために、自社のできる事を正しくお客様に伝える事だよ。
私たちは、この言葉で頑張る事ができました。世の中にはこんなステキな上司も必ずいます。
もし外的要因で転職を考えている方は、是非営業職として別の会社への転職も視野に入れてみてください。
実は営業職はメリットも多かったりします。
✔︎営業職を続けるメリット
・採用をしている企業が多く、仕事を見つけやすい
・給与を上げやすい
・裁量が多く、自由に働ける
営業職から違う仕事に転職する際には、「逆算」で準備する
ここから本題の営業から違う仕事への転職についてです。
今回は別の仕事へのチャレンジになるので、転職のハードルは上がります。適切に準備をして合格を勝ち取りましょう!
ポイントは「逆算」をすることです。
営業から別の仕事を選ぶ際に重要なのは「志望動機」
別の仕事に転職する際の志望動機は「なぜその会社なのか?」に加え、「なぜその仕事をしたいのか?」という2つを準備する必要があります。
この要素を理解していないと面接で突っ込まれて答える事ができず落ちてしまいます。
前提、面接はあなたの要望を伝える場ではなくアピールをする場です。
「責任がなさそうだったんで、事務の仕事をやりたいんです」
「営業がイヤになったので、別の仕事をやってみたいんです」
「営業の仕事でメンタルに不調が。」
こんな志望動機は絶対NGです。
仮に本音がこれでも、面接の場で伝える事ではありません。
「志望動機」は、本音と建て前を分けて考える
まず、志望動機で伝えるポイントを整理します。
✔︎志望動機で伝えるポイント
・その仕事に興味を持ったきっかけ
・今の仕事で身につけたスキルや経験が生かせる事
・その仕事に就けたら、どんな事をしたいか
この三点です。
でも本音は責任のない仕事がしたい。だから考えるの難しいですよね?
なのでまずはゴールを決めて「逆算」で準備をしていきましょう。
参考
実際、人事も応募者たちの本音は理解した上で面接をしています。
担当してたお客様の人事から聞いた話ですが、採用した後に、「ぶっちゃけ何で応募したの?」と聞くと大体「あの時は〇〇と言いましたが、本当は営業イヤだったんです」という答えが返ってくるといってました。
転職したい仕事を決めて、営業経験の中から「逆算」で動機を探す
志望動機は次の3ステップで準備していきましょう。
✔︎志望動機を準備するための3ステップ
ステップ1:応募先の仕事内容を理解し、必要なスキルを書き出す
ステップ2:そのスキルを使った経験を営業の仕事から見つける
ステップ3:ステップ1と2を混ぜて文章にまとめる
こんな感じでしょうか。
まずはどんな人が求められているのか?を理解し、逆算でそれが出来る根拠を具体的に伝えていきましょう。
例)事務職を志望する場合
ステップ1:求められているスキル
社内でのコミュニケーション能力、事務処理能力
ステップ2:営業の仕事でそのスキルを使った経験
お客さんとコミュニケーション、見積書などの作成、エクセルでの顧客管理
ステップ3:エピソードを混ぜた志望動機
親密なコミュニケーションを心がけた営業をしていて、接点記録は自分でエクセルを作成し、まとめてました。それは社内で展開されて、今はみんなが使っています。この経験から営業という立場ではなくサポートという立場で皆さんを支えたいと思って志望しました。
こんな感じでしょうか。
大事なのは、相手が求めていることから「逆算」して伝える事を準備する事です。
営業はいろんな職種のお仕事を、無意識で行っていたりします。必ず伝えら得る経験はあるので、しっかりと準備していきましょう。
事務職以外のオススメな責任の少ない仕事【会社も重要】
ここからは具体的な仕事選びについてオススメを紹介していきます。
責任の少ない環境で働ける会社は以下の様な会社です。
・やる事が決まっている仕事
・競争が少ない環境での仕事
一つずつ解説していきます。
やる事が決まっている仕事【マニュアル化が最強】
「Aという時はBをやってね!」といった形でやる事が明確な場合、あなた個人に何か責任がくることはありません。
特に手順がマニュアルで決まっている場合、責任を問われるケースはほとんどなくなるはずです。
早速、具体的なお仕事を挙げていきます。
✔︎やる事が決まっている仕事
・コールセンター
・事務職
・大手企業の一般職
・受付
・経理や総務などの管理部門(責任者以外)
こんな感じでしょうか。
特にコールセンターは、クレーム対応などもする可能性もありますが、営業経験を重宝される為合格しやすいのでオススメです。
競争が少ない環境での仕事
こちらでは、先に具体例を挙げます。
✔︎競争が少ない企業・業界
・公務員
・創業30年以上の企業で未上場の会社
・大手の子会社
こんな感じでしょうか。
この様な企業は取引先がある程度固定されており、大体同じ作業で仕事ができる為、プレッシャーや責任が少ないケースが多いです。
この様な会社であれば、営業として働いたとしてもまた違った働き方になるはずです。
ライフイベントにも強いITエンジニアという仕事
最後にITエンジニアを紹介します。
正直、若手でプレッシャーのない仕事に転職したいのならかなりオススメです。
✔︎エンジニアがオススメな理由
・圧倒的な売り手市場で働き先はいくらでもある
・やるべき作業が明確なので、納期さえ守れればOK
・今のIT業界は労働環境もかなり改善されている
・ライフイベントがあっても復職しやすい&在宅もできる
プログラミングは将来性もある仕事です。
「今更プログラミングなんてムリ」と思うかもしれませんが、しっかりと学校で学ぶ事で身に付ける事は可能です。気になる方は是非こちらをオススメします。
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まとめ:営業から転職は可能!志望動機は「逆算」で準備する!
最後に大事な所だけをまとめています
・承認欲求を抑えれば、プレッシャーは減らせる
・違う仕事に転職するには2つの志望動機が必要
・志望動機は「逆算」で準備する
・プログラミングを覚えてエンジニアとしての転職がオススメ
こんな感じでしょうか。
今回は以上です。最後までありがとうございました。