
今回はこんな疑問にお答えします。
✔︎本記事の内容
・転職の時期はなるべく早い方が良い理由
・事務職への転職は非常に難しいという現実
・事務職に転職する為に必要な手順
✔️本記事の信頼性
リックとチャーリー
この記事を書いている僕たちは実際にリクルートの社員として働いていた経験があり、
何百社もの人事と採用に関してやりとりをした経験があり、よりリアルな情報をお伝えできます。
今回は転職の時期について、コロナウイルスの影響で転職時期を見直す必要はあるのか?というテーマでお話していきます。(特に今回は転職希望者も多い「事務職」についてお話します)
転職の時期に関する相談は結構受ける事が多かったので、悩まれてる方も多いのでは無いでしょうか?
今回はコロナウイルスの影響についても触れていますが、コロナが終息した後でも使える考え方です。
僕らの経験を踏まえて、最低限必要な部分だけまとめています。転職を考えている方は、ぜひ最後までご覧ください。
という事で、前置きはこの辺にして早速ご紹介していきます。
目次
コロナでも転職活動の時期はなるべく早い方が良い理由
結論、転職は若いほど有利です。
どんな方でも今が一番若いので、すぐに行動するのがベストだと言えます。
企業は今でも転職者の年齢を重視している
これまで何百社もの企業を訪問してきましたが、感覚で約8割の企業は若い方を希望しています。
具体的には35歳ぐらいが目安でしょうか。
終身雇用の崩壊とは言われていますが、採用の基準は昔と変わっていません。
企業は若い方に長く働いて欲しいのです。なので、転職を考えたらすぐに行動を起こすべきです。
コロナの影響で求人が減っているが、0になる事は無い
「早い方がいいって言っても、今の時期企業も人を採用しないんじゃ無いの?」と思う方もいるでしょう。
事実、コロナウイルスの影響で大きく求人倍率は下がっています。
最新の求人倍率推移
引用元:厚生労働省HP
しかし、0にはなりません。
この環境でも必ず成長して採用を行っている企業はあります。
逆に経営が厳しい会社などは、この時期には求人を出せなくなるので、コロナでも業績の良い会社という意味では「いい求人」は見つけやすい状態とも言えます。
人は時間が経つとチャレンジしない方に流れてしまう
人は現状が維持できて、楽な方へと流れてしまいます。
なので転職の時期を伺っている間に「不満はあるけど、まぁ仕事なんてこんなもんだよな。」という思考になりチャレンジしない方へと自然と自身を納得させてしまうのです。
少しでも転職を意識したら、まずは行動しましょう。
転職活動をした上で、今の会社に残った方が良いと判断したのであればそれは全く問題ありません!
事務職への転職は非常に難しいという現実
ここからはより具体的に事務職への転職について説明していきます。
結論、事務職は人気が高い職種なので難易度は高いです。
また、事務職では特に専門的なスキルなどは身につかないことが多いです。
事務職への転職を否定をするつもりありません。
ただ後悔してほしくないので、現実を理解した上で判断しましょう。
コロナ前でも事務職の求人倍率は1倍以下
事務職は全職種の中でも求人倍率が最も低いです。
※求人倍率が低い=やりたい人よりも求人の数が少ないので就職が難しい状況
複数のサイトをチェックすると、コロナ前で、0.4倍〜0.8 倍で推移していました。
コロナ後の現在では0.2倍となっている求人サイトもあります。
0.2倍という事は、1求人に対して5人の求職者がいるという事になります。
このとても高いハードルを超えなければ、事務職への転職はできないのが、現実です。
事務職のメリット
特に専門的なスキルは身につかない可能性が高いと言いましたが、その高いハードルを超えて事務職になれたらもちろんメリットもあります。
それはなんと言っても「定時で帰れる」ことでしょう。
また事務職は社内での事務作業などを代わりに行い、営業や企画の方をサポートするお仕事です。
サポート業務がメインなので責任もありません(語弊があるかもしれないですが・・)。その分ストレスも無いですよね。
ただ企業によっては事務職といえど残業や業務を多く振られてしまうところもあるので面接時などにその辺りのことは聞いておきましょう。
事務職に転職する為に必要な手順3ステップ
ここからは事務職への転職に向けた具体的な方法です。
先ほどの段落で説明しましたが、事務職は1つの求人に対して多くの応募が集まります。
その為、ほとんどの方が書類選考で落ちてしまいます。
そこで今回は書類選考の突破に焦点を絞って、3ステップで説明していきます。
事務職への転職に向けた3ステップ
ステップ1:求人サイトに登録
ステップ2:複数の求人に応募し続ける
ステップ3:合格しない場合は、MOS取得を検討しよう
一つずつ解説していきます!
求人サイトに登録
事務職への転職を考えている場合は求人サイトを利用しましょう。
理由は、採用意欲の高い求人にまとめて応募できるからです。
企業は求人広告を出す際に費用を払っています。
その為すぐに採用をしたい!といった企業がハローワークなどに比べると多くなります。
事務職への転職で人材エージェントは利用しない方が良い
人材エージェントはあなたが入社した際に年収の○%といった形で企業から報酬をもらいます。
そしてその費用は求人広告に比べると高額になります。
なので企業も高い費用を払うなら良い人を!と選考のハードルが高くなってしまうのです。
また事務職は企業が有利という事も人事はわかっているので、多くの場合求人広告やハローワークを利用します。
事務以外でも転職を検討している人には人材エージェントは非常に有効なので、状況に合わせて使い分けていきましょう!
複数の求人に応募し続ける
まずは量を確保する事をオススメします。
もちろん経験があったり、若い方(20代)は通過しやすいですが、それでも30件応募して全滅。といった方を見てきました。
土日休み、通勤1時間以内など自分が絶対譲れない条件を追加して、出てきた求人には全て応募する!ぐらいの気持ちで臨みましょう。
落ちて当たり前!と思って望むことが重要です!
合格しない場合は、スキルアップを検討しよう
それでも書類選考を通過しない場合はスキルアップを検討しましょう。
オススメはMOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)です。
こちらはワードやエクセル、パワーポイントの利用ができる事を証明できる資格になります。
事務にはPCスキルを求める企業がほとんどですので、その証明ができるMOSあれば大きなアドバンテージになります。
20社以上応募しても書類選考を通過しない人は、検討をしてみる事をオススメします。
https://mos.odyssey-com.co.jp/index.html
まとめ:コロナ影響はあるが、転職は早く実施すべき。事務職は非常に狭き門
最後に大事な所だけをまとめています
・今日が一番若い日!転職は早い方が良い
・事務職はコロナ前でもなるのが難しい職種
・事務職に就職できても、その先は厳しい
・事務職の転職には求人サイトの活用がオススメ
・不合格が続いたら、スキルアップを検討しよう
こんな感じでしょうか。
準備は大変だと思いますが、ぜひチャレンジしてみて下さい!
最後までありがとうございました。