「初めての転職活動を考えているのですが、第二新卒ってどんな人が対象なの?新卒との違いってなに?」
今回はこんなお悩みを解消します。
✔︎本記事の内容
・第二新卒とは
・第二新卒を募集している企業の狙い
・就職活動での第二新卒と新卒の違い
・第二新卒のメリットデメリット
✔︎本記事の信憑性
このブログは元リクルートで人材領域を担当してた二人で運営しています。
#低学歴&高学歴 #30代&20代 #営業&企画 #東京在住&地方在住
転職サイトの担当もしていたので、よりリアルな情報をお伝えする事ができます。
今回は初めて転職活動を始めるという方向けに第二新卒というテーマでお話していきます。
第二新卒という名前ではありますが、新卒採用とは進め方が異なる部分も多いです。
最低限知っておいて頂きたい知識だけをまとめていますので、最後まで読んでいただけると嬉しいです。
それでは解説していきます!
目次
第二新卒とは
実は第二新卒という言葉には「何歳までや社会人何年目まで」といった明確な定義はありません。※リクルートがつくった造語です。
その為、第二新卒の基準は各企業によって異なってきます。
昔は社会人3年未満といわれていたそうですが、現在では社会人〜5年目までを第二新卒としてとらえる会社も多いようです。
第二新卒は求められている?
結論、第二新卒はどの企業も採用枠を拡大しており求められています。
3年未満で退職するような人は忍耐力がないから第二新卒は募集しない!という企業も昔はありましたが、若手人材の不足は顕著になっており、現在では特にそういった事も減っています。
年齢が若いことは大きな武器なので積極的に挑戦しましょう。 ※ちなみに私たちも第二新卒枠を活用し、リクルートに入社しました。
ただ一年未満の退職は今でも不利になる印象です。
もしあなたが1年未満で転職を考えているのなら辞める前に次を見つけることをオススメします。
第二新卒を募集している企業の狙い
こちらは大きく2パターンに分けられます。
・新卒入社社員の補てんとして実施される第二新卒
・中途採用の若手枠として実施される第二新卒
どちらに分類されるかで、入社後の研修などが大きく変わります。
詳しく解説していきます。
新卒入社社員の補てんとして実施される第二新卒
企業には毎年「採用目標」が設けられており、新卒で目標人数に届かなかった場合や早期退職が出てしまった場合に、こちらの採用を実施します。
こちらは新卒採用と似ている部分が多く、募集も職種別ではなく総合職といった形で実施される事がほとんどです。
簡単に特徴をまとめると、
・採用時にみるポイントとしては1社目の経験よりもポテンシャル重視の傾向
・入社後の研修も充実している
・入社日が10月・4月などで固定
・ジョブローテーション前提
通常の中途採用と比べてもスキルや経験より人柄やポテンシャルを重視されるので、新卒で落ちてしまったけど再チャレンジしたい!と思うような会社が第二新卒募集をしていたらチャンスです。受けてみましょう。
即戦力の若手枠として実施される第二新卒
新卒採用を行なっていない企業が若手を採用したい場合や、特定の部署で欠員が出てしまい、若い人員を採用したい場合にも実施されます。
この枠で入社した場合、新卒ではなく即戦力の中途社員として扱われるケース多く、イメージが異なるかもしれません。
募集の際にも営業職などといった形で職種が限定されている事がほとんどです。
簡単に特徴をまとめると、
・未経験でも採用の可能性はあるが、経験があれば有利に選考が進む
・随時入社が可能
・すぐに現場配属が一般的
・採用された職種での勤務が前提
やりたい職種などが決まっている場合などはこちらをオススメします。
第二新卒と新卒の違い
ここまで説明してきた通り、新卒と違い、第二新卒=「中途採用」です。
・応募は新卒サイトではなく転職サイトを利用する
・職務経歴書が必要
一つずつ解説していきます。
応募は新卒サイトではなく転職エージェントもしくは転職サイトを利用する
第二新卒は扱いとしては転職になります。
なので第二新卒の募集は転職サイトもしくは転職エージェント経由で実施されます。
「第二新卒に特化した転職サイトや転職エージェントはあるの?」といった質問もよく受けますが、結論、大手の転職サイトや転職エージェントに登録しておけば問題ないでしょう。
転職サイトでは絞り込みで「第二新卒歓迎」で絞り込めますし、転職エージェントでは条件をキャリアアドバイザーに伝えれば「第二新卒」の求人を紹介してくれます。
第二新卒でも職務経歴書は必要
求人には書いてないケースが多いですが、実際には職務経歴書は必要になります。
理由としては、第二新卒募集の場合は求人に年齢制限をするケースが多いのですが、その場合職務経歴書が必要な旨を記載することは法律でできないからです。
ですが、社会人経験がある方であれば持参が暗黙のルールになっているので、面接当日に「え?持ってきてないの?」なんて言われないようにしっかり準備していきましょう。
まとめ:転職活動の全体を理解して、まずは転職サイトの登録から始める
最後に大事な所だけをまとめます。
・第二新卒の定義は企業によって異なるが、20代の社会人歴が浅い方が対象
・第二新卒の中でもポテンシャル・即戦力のどちらかに寄った採用になる
・求人を探す際には転職サイトもしくは転職エージェントを利用する
・職務経歴書は募集要項に書いてなくても持参する
こんな感じでしょうか。
僕たちも第二新卒で転職しているのでわかりますが、最初はわけも分からず始めてました。
焦らず準備をしてから転職活動を始めましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。