働くことに性差はない。プライベートも仕事も両立できる会社で働く女性たち

スリーエム ジャパン株式会社

共働き家庭の増加により、女性の出産や育児などのライフワークバランスに注目が集まっている現在。スリーエム ジャパンでは、以前から社内のダイバーシティ&インクルージョンに力を入れ、さまざまな制度を設定し運営しています。そこで、スリーエム ジャパン 情報システム本部オペレーションセンター長の吉田聰子様、リーンシックスシグマ ブラックベルトの辻綾子様、インダストリアルビジネス統轄技術部オート・アフターマーケット製品技術部の竹川智子様の3人に、会社の制度や雰囲気、自身の今後のキャリア像などをお伺いしました。

自身の成長へもつながる多種多様な仕事

――スリーエム ジャパンといえば、ポストイット® 製品やスコッチ・ブライト™ キッチンスポンジなどが有名ですが、それ以外でも接着剤から窓用フィルム、医療向け製品など、本当に多種多様な製品を扱っていますよね。その中で、皆さんはどのような部署で働いているのでしょうか。

竹川:私は、インダストリアルビジネス統轄技術部 オート・アフターマーケット製品技術部で技術者として従事しています。具体的には、自動車の板金塗装をおこなう企業に向けて、資材やソリューションを開発するのが仕事ですが、ラボでの実験、開発のほかにも、顧客からのクレームや新製品についての質問などにも対応しています。

辻:私が働いているリーンシックスシグマ ブラックベルトの仕事内容は、一言で言うと「課題解決プロジェクトリーダー」です。スリーエム ジャパンにおける経営課題や、事業部の課題を論理立ててデータ等を元に見える化し、それをベースにして問題を解決していきます。社外よりも社内へ向けた仕事ですね。それ以前は、スマートフォンなどに使われる液晶の光学フィルムを扱う事業部で営業を6年、マーケティングを3~4年ほど担当していました。

吉田:情報システム本部オペレーションセンターで部長をしています。オペレーションセンターは、基幹システムやお客様からの注文、製品出荷のシステムなどが正常に作動しているかを管理し、運用していく部門です。また、トラブルが起きた時の対応や、最近ではITのセキュリティについて社員への啓蒙活動も行っています。

――どんな時に仕事のやりがいを感じますか?

竹川:お客様の反応を直接感じられることです。技術部は開発ばかりというイメージがありますが、私の部署では、製品を実際に使っていただいているお客様とお会いすることができるんです。ものづくりの醍醐味を感じられる瞬間ですね。

辻:ブラックベルトでは、常にプロジェクトベースで仕事をしています。プロジェクトごとにさまざまな業務のメンバーが集まってチームが組まれるのですが、立場が違う人間が同じ方向へ向かって一緒に仕事をすることはおもしろく、達成感がありますね。また、長期的に客観的な視野を持って物事を進めていくことが必要なので、難しい部分もありますが、それもまたやりがいのひとつになっています。

吉田:私は、現在の部署へ異動と同時に部長職へ就きました。新しい部署で覚えることはたくさんあるし、部門長として求められることもある。こうした初めての物事へ挑戦していくことにやりがいを感じます。また、最近はグローバルな仕事も増えており、人種の異なる人たちとの仕事がとても新鮮です。さまざまな価値観に触れられるのも面白いですね。

――管理職となると、今までの仕事とはまた違うものが要求されますよね。吉田さんは、いつ頃から管理職を意識しはじめましたか?

吉田:私は当時、一般職で入社したので、それまでは部門のサポート的な業務をしていました。そこへ、総合職への公募があって、上司のすすめもあり挑戦したんです。その頃から、総合職となるといずれ管理職のポストへ就く時がくるのだろうな、という漠然とした意識が芽生えました。管理職へ就く前は、チーム内で自分の役割を果たすことがメインでしたが、管理職へ登用されると、チーム内の人たちへの自己啓発や成長を求める気持ちが出てきましたね。また、自分自身の成長も必要だと強く感じます。

ライフバランスは自分で決める。制度だけではなく、環境も整っているのが魅力

――皆さんご結婚をされていますが、プライベートや仕事に変化はありましたか?

竹川:私は去年の秋に結婚したばかりで、子どもはまだいませんし、変化といえば通勤くらいです。それまでは勤務地のすぐそばに住んでいたのですが、結婚後は1時間かけて電車通勤しています。夫とは家事も協力してこなしているので、一人暮らしの時よりも楽になりましたね。

辻:私は2人の子どもがいますが、フレックスタイム制度を活用して対応しています。家事や育児については、朝は私のほうが出勤が早いので、夫が子どもの朝食や保育園の送り迎えを担当、代わりに夜は私が担当するというように役割分担をしています。1人目の子育てからずっとこのスタイルですね。あとは、リモートワークを週に1度は利用しています。通勤時間がない分、仕事や家事に充てることができるので、とても便利です。

吉田:私も夫が同じ会社であることもあって、協力しあいながら家事、育児ができています。子どもが小学生になった頃に、本社への異動が決まったのですが、フレックスタイム制度や有給をフルに活用して対応することができました。

――女性がキャリアを考えると、やはり子育てと仕事の両立がポイントになってきますよね。辻さんと吉田さんは、産休と育休はどのように取得しましたか?

辻:私は一刻も早く仕事へ戻りたかったので、1人目の時は生後7カ月の時に保育園へ預けて、フルタイムで職場へ復帰しました。育児休職取得や復職後の短時間勤務制度など、自由に選べることと、選ぶことに特に障害のない職場の雰囲気があるのが スリーエム ジャパンの良いところですね。ちなみに、2人目の時は保育園の関係上、すぐに復帰することができなかったので、その間は自分の能力を伸ばそうと、育児休暇中の女性を対象としたMBA勉強会へ個人的に参加していました。そこには、さまざまな会社から意欲的な女性たちが集まってきていたので、とても有意義な時間を過ごせました。出会った女性たちとは今でも情報交換をしています。

吉田:私は結婚した当初は、通勤時間に1時間半もかかる場所にいたので、子育てを考えて異動願いを出しましたが、なかなか決まらず、ようやく決まったのが情報システムでした。異動してから2年後に妊娠し育児休職を取得し、復職後、子供がまだ小さい時期に管理職へ登用されました。ですが、すでに妊娠、出産を経験した先輩ママがいたこともあり、職場の人たちにはかなり助けられましたね。とはいえ、イベントが一気にきたので、育児と仕事のどちらに重きを置くかの葛藤はありました。出張中に子どもが病気にかかった時には、そばにいてあげられないことに相当悩みました。しかし、周囲からは「子育ては時期がくれば終わるし、キャリアを切ってしまうのはもったいないよ」という言葉をかけてもらったり、サポートをしてもらったりして、乗り越えることができました。今でも葛藤はありますが、仕事を続けてきてよかったと思います。

――スリーエム ジャパンでは産休や育休などの制度のほかにも、「DIIVA(Diversity Inclusion for Innovative Values)」というボランティア組織があるとお伺いしました。こちらはどんな組織なのでしょうか。

吉田:DIIVAは女性の為だけの組織ではなく、性別や年齢、国籍や価値観などの違いを受け入れ、最大限に力を発揮できる組織づくり(ダイバーシティ&インクルージョン)を目指すコミュニティとして2012年に有志で立ち上げました。現在も継続して、多様なトピックを取り上げながら、性別に関わらず活動の輪を拡げています。
DIIVAの活動を通して、女性にキャリアやライフイベントを考える機会も提供しています。例えば、スリーエム ジャパンはとにかく部門が多く、自分の所属する部門には、ロールモデルとなる女性がいないという場合もあります。そこで、DIIVAとして、女性のライフイベントについての情報交換ができるネットワークの機会も提供しており、そういった活動もDIIVAの価値のひとつだと考えています。私も2012年の立ち上げ当初から運営メンバーのひとりとして活動していますが、さまざまなキャリアをもった方とのパネルディスカッションや、妊娠出産を考える女性と、妊娠出産を経験した女性たちの情報交換をする「ワーママCafé」を開催するなどイベントを積極的に行っています。

辻:私も産休前にはDIIVAのネットワークを使って、いろいろな情報を得ることができました。当時は営業職で、営業をこなしながら育児休暇を取った女性が少なかったのですが、現在は、私も運営メンバーとして活動に参加し、自身の経験を元にワーママCaféを立ち上げました。実施している中で、男性の視点も知りたいという声があったので、「ワーママ・パパCafé」として参加対象者を拡大し男性の参加者も増えてきています。出産を控えた奥様への接し方や、どう育児に関わればいいかなど悩んでいる男性もけっこういるんですよね。

プライベートと仕事の両立は欲張りではない。「私はこれがやりたい」と声を大にして主張できる会社

――会社から施行されている制度だけではなく、社員のなかでも必要に応じて組織を立ち上げることができるのは素晴らしいですね。皆さんは、今後スリーエム ジャパンでどんなキャリアを描いていきたいですか?

竹川:まだ入社して3年半なので、目の前の仕事を着実にこなしていきたいと思います。また、スリーエム ジャパンには、さまざまな分野で活躍されている女性がたくさんいるので、彼女たちの背中を見ていると、チャンスがあればどんどん挑戦していきたいという気持ちになりますね。キャリアも子育ても両方こなしていきたいと言うと、欲張りに聞こえるかもしれませんが、スリーエム ジャパンではこうしたことを自然に受け入れてもらえる環境が整っているので、安心感があります。もちろん、そのなかでは悩むことも葛藤もたくさんあって大変だとは思いますが、頑張っていきたいです。

辻:2人の子どもを出産し、育てていくなかで感じたのは、こうしたイベントが仕事でも参考になる部分がとても多いということでした。それまで付き合いのなかった人たちと接点を持つことができて、自分の精神的な成長につながるきっかけになりましたし、仕事のマネジメント能力も向上しました。ひと昔前は、女性が結婚後も働き続けることがかなり珍しく、「子どもを置いて女性が働くなんて」という批判的な意見が存在していましたが、今ではそんな声もありません。こうした既存概念は時代によって変わってくるんです。ですから、「世間の当たり前」に左右されて「こうでなければならない」と思い込むことはせず、自分が目指したい場所へ向かって頑張っていきたいと思います。

吉田:まずは、管理職として未熟な部分を納得できる仕事へ変えていきたいですね。あとは、キャリアアップよりも自分の厚みや幅を広げたいです。グローバルな仕事もあるので、語学力をもっと上げたいですし、経営についての知識も身に付けたい。さらに、仕事をこなすには、円滑な人間関係を築くことがとても大切で、それには自身の人間性も高めることが必要です。こうした部分を向上させることにより、自身の成長と、ひいては会社と家庭に貢献できると思います。

――ありがとうございました。それでは最後に、転職を考えている方へメッセージをお願いいたします。

竹川:スリーエム ジャパンは、女性だけの制度を整えているわけではありません。新しい職場へは何かと不安を抱えることがあると思いますが、転職者が早く職場へ馴染めるよう、「NEON(New Employee Opportunity Network)」という社内でのネットワーキングの場も設けています。仕事へ積極的に取り組みたいという人には、本当におすすめの職場です。

辻:一般的な企業に比べると、女性に対してチャンスが多く、リーダーシップや自主性を重んじる会社です。仕事で活躍したいという女性は、チャンスが当たり前に存在するので、ぜひ一緒に働きましょう。

吉田:「私はこういう仕事がしたい」と声に出せる環境が整っています。自分の意見を主張できることがメリットとして受け入れられる会社です。また、取り扱う製品は、キッチンスポンジから飛行機の部品まで多岐に渡り、さらに異動もあるため、職場ごとにさまざまなことを学べるのはスリーエム ジャパンならでは。自主性があって、何か叶えたい夢がある人はぜひ来てください。

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