なんとなくのデザインは、グリーでは通用しない ~グリー株式会社「本音で語る女性クリエイター向けキャリアセミナー」イベントレポート Vol.2

グリー株式会社

2015年3月11日(水)にグリー株式会社にて「若手社員から、ママ社員まで! 本音で語る女性クリエイター向けキャリアセミナー」が開催されました。グリーの女性クリエイター社員3名の皆様より、仕事内容やモチベーション維持方法、ライフイベントを迎えた後の働き方、現在の就業環境などについて、具体的なエピソードを元にさまざまなお話が繰り広げられた本イベント。Vol.2として若手代表の木下智恵様のセッションのご紹介です。

スピードとクオリティに驚きと焦り。スペシャリストの先輩から多くのことを学んだ。

まずは木下様のご経歴の紹介からはじまりました。

「女子美術大学日本画の専攻でした。大学時代にネット系企業でアルバイトをしていて、ゲームの背景やアイテム制作をしていました。2013年に新卒でグリーに入社し、新プロダクト(以下新プロ)の立上げをいくつか経験して、今は別の新プロのアートディレクター(以下AD)をしています。スケジュールの管理や全体のデザイン監修など、徐々に仕事の幅を広げていっています。」

グリーに入社をして、驚きや焦りを感じることもあったようです。

「ネット起業でのアルバイト経験があったので、自分のスキルには少し自信を持っていました。でも、入社してみて、スピードとクオリティに驚きと焦りを感じました。アイテム単体ではなくて、UIを考えるようになり、背景ひとつとっても、質もスピードも重要だと学びました。まわりにはスペシャリストの先輩方がたくさんいるので、フォローをしていただきながら、少しずつ成長できました。また、アート部は全体でパワーランチという勉強会を開いていて、その中で多くのことを学んでいます。」

「グリーのよい点でもあるのですが、プロダクトがたくさん並行して走っているので、自分の長所を生かせるプロダクトにアサインされることも多くあります。担当プロダクトが終了してしまうこともありますが、その経験を生かして別のプロダクト担当にさせてもらえるなど、新人でも任せてもらえる機会が多いところが特徴的だと思います。」

続いて、社員として実感した会社の制度についてお話が広がりました。

「月に一度、1on1という上長との面談があります。会社としてワークライフバランスがとれるように残業時間の管理はあるのですが、熱中するあまりうまくコントロールできなくなってしまった時もあって、そんな時にも面談を通じてフォローをしてもらえる制度があるので助かりました。また、人事が社員全員と1on1をしてくれる機会もあり、上司には言いにくい悩みを人事に直接伝えられる機会などもあります。」

「プライベートの話なのですが、家庭の都合でお休みをとらなければいけないことがありました。ピンチになった時に、福利厚生にすごく助けられるということを改めて感じました。有給休暇だけではなく、例えばファミリー休暇という制度があり、家庭の用事で年に5回休暇がとれます。それとは別にファミリー在宅という在宅勤務制度もあるので、家のケアをしながら有給を使わず働くこともできました。困ったときには人事の方が丁寧に相談にのってくれて、会社に迷惑をかけてしまったなと思いましたが、自分が苦しみすぎない環境で働くことができました。」

グリーは理由のあるデザインを大切にしている会社

グリー株式会社_女性クリエイター向けキャリアセミナー

このあとは人事で社員のキャリアをサポートする部門のマネージャーであり、ママ社員でもある斧様との質疑応答が続きます。

人事:斧様「ものづくりという意味で、アルバイト時代の会社と比較してどうですか?」

木下様「入社して思ったのは、グリーは1pxとか、少しの色のトーンなど、細部にまでこだわっていると感じました。こういう理由があって、こういうものをつくっている、というデザインの意図がしっかりあるんです。適当なデザインではなくて、理由のあるデザインを大切にしている会社ですね。なんとなくで作っていた自分にとっては衝撃的で、勉強しなければやっていけない、と思いました。」

人事:斧様「デザイナーさんって『絵をとにかく描く人』『エフェクトをやる人』など、いろんな方がいると思います。ご自身としてどういうアートのスペシャリストになりたいと思っていますか?」

木下様「『うまくて早くて安い』みたいなところを目指しています(笑)。絵がうまいこと、スピードが早いことはもちろんですが、コミュニケーションコストが安い(低い)デザイナーになりたいです。デザイナーは自分の意見を通すとか、プレゼンが苦手な人が多いと思います。私自身もそうでしたが、チームでものづくりをしていく環境では、人と話し合いながらつくっていくので、コミュニケーションコストも意識しなければいけないな、と。グリーに入ってこの部分はすごく伸びたと思っていますし、これからも伸ばしていきたいです。」

独自の表現でご自身の経験を語られる木下様。入社2年目にしてアートディレクターを担当したり、コミュニケーションコストを意識できるデザイナーになりたい、など視野の広さを感じたセミナー参加者も多いでしょう。

「プロダクトが多いから、自分のスキルや経験にあったプロダクトに携わることができる」といったお話や、人事制度を実際にいろいろ使いながら働いているお話など、実際に自分が働く姿をイメージすることができるようなセッションでした。

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